
床革を積層して - 合板 (plywood) - を模し、革の「plyleather」を目指し製作しています。重ねることにより一枚では使える当てのない素材が様々な形へと生まれていくことが出来る。生地、そして家具へ、生活の中の幅広いシーンで長く使い続けられる多様なプロトタイプを提案します。 皮革本来の特徴を生かし持続性のある製品展開を目指しています。
副産物として得た動物の「皮」は、たくさんの工程を経て製品として使用される「革」になります。革で道具を作る際には、それぞれの製品に合わせた厚みに分割(スプリット)調整されます。不要な部位「床革」が落とされ、多くの場合に「床革」は廃棄されます。余剰となった革材(床革)を三次的に生かす、天然素材を無駄なく最後まで大切に使い切り、長く使えるものとして再生しています。
plyleatherは、国内でスプリットされ廃棄される床革を積層することにより新たな素材として再生させ、その素材の特徴を生かし持続性のあるモノ・コトへ繋げています。
Dust BOX
plyleatherのデビューアイテム「ダストボックス」。BOXと名付けていますが、パイプ形状です。革の特性で円筒に型入れを行い絞り乾燥させて形状を製作しています。
パイプ上内部にマグネットが装着されています。うちに取り付ける革ベルトにも同様の位置にマグネットが埋め込まれてパイプ内に入れた袋を固定することができます。
素材そのままの個性
副産物である革を余す所なく使い切り、素材の特徴を活かしたアイテムで、キズや色の違い全てが個性の製品です。
黒点 点状の色の濃淡
深めの傷跡 刻印痕
スプリット(分割)痕
二つと同じ表情が無い、そのままの個性を大事にしています。
革の特性 絞りで作る形状
革は水につけると変形します。その特性を生かし円筒に巻きつけ固めて乾燥させる事により円筒へと変形した状態になります。経年と共に一層固く閉まっていくのが、ベジタブル鞣革の特徴です。ply leatherのダストボックスは、一点一点水につけ置き十分に浸透した状態で円筒に巻きつけ圧着し自然乾燥を行います。
ダストボックスに使用しているply leatherの積層は、4枚から5枚の床革を重ね合わせ、日本の職人の手で製作しています。貼り合わせ時に、表に現れる個性を考えて重ね合わせています。
定番サイズ
■サイズ(cm):約W16×D16×H20
■重量:約550〜(個体差あり)
■素材:牛床革
■ご注意
※ハンドメイドのため、商品によって革の積層により若干の色やサイズ・重量に個体差があります。
※内に落とし込む袋は、市販Mサイズを推奨しています。
※水や汚れにはご注意ください。汚れは乾いた布で拭いてください。
Q&A
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